朝から緊張の私。
職場へ送ってもらい、仕事に取りかかろうとしてると蛍光灯が
切れてるのに気づき取り換えてたら電話がなったので
外した蛍光灯を椅子の上に置いた私。
手を離した瞬間コロコロっと転がり「バーン、ガチャガチャ」と物凄い爆発音で割れた。
これもやっぱり緊張してるせいか?
パパの仕事も朝からドタバタと混乱が続く中10時には私を迎えにくるまで
悪戦苦闘しながらもなんとか時間に間に合ってきた。
病院へ向かう道中、なんか落ち着かない二人。
時間の流れが速く感じてるのか遅く感じてるのか全く分からず
気がついた時には病院の前にいた。
ナナに会えるのはうれしいがちょっとでも進歩があるのか不安な所も・・・・!
「今朝も食欲は完璧、うんPも良かったよ」と先生がおっしゃていた。
容体はあまりかわらないとも言っておられた。
今の病院から大学病院まで2時間。
2時の予約の1時間前には到着。
病院は1時からの診療開始。
待ってたら2時前なのによばれた。
ドキドキしながら診察室に入る。
そこには7人くらいの学生らしき人がいた。
「ギョっ」と思った。大学病院とは学ぶ所でもあるんですよね。
いろいろ神経学的検査が始まった。
関節をコンコンと叩かれたりピンセットで背中の皮を引っ張られたりといろいろ
調べられた。その間、ナナは声を張り上げるわけでもなくジ〜〜と耐えてたようだ。
たまに先生が手を出すとそのてにカプツとしそうになり「おお〜〜!なかなか元気があってよろしい」と言っていた。その時ばかりは私もパパも吹きそうになった。
さすがナナである。
レントゲンは入院先の先生が撮影されてたのをお借りして持っていった。
そのレントゲンをはじめ見た時は「ん〜〜!骨には異常がないようですね」と言っていた。だが、ナナがこのような容体になった時の事を詳しく事細かに聞いたあとまた、レントゲンを見直していた。
そしたら、「もしかして首の部分に骨折があるかもしてない、どんな格好で撮られたかはわからないが・・・・・」っと。
先生の判断は先天性の病気ではないらしい。外傷性と思われると言っていた。
外傷性であればその箇所を突き止めそこを重点的に治療すればもしかしたら大丈夫かも?と言ってくれた。
自分でも先天性だったらどうしよう!と気にとめていた。
先天性だったらナナの兄弟姉妹にも起こりうると考えると物凄く不安な気持ちになる。
先生が外傷性を疑っている間は希望ももてるのでは?
まずは来週の月曜日にCTが予定された。
それまで、大学の方への入院になる。
また、ナナは新しい場所で不安な日々を送ることに。
月曜日に先生が電話連絡してくれるそうだ。
どんな結果がでるのか不安な日々がまた続く。
CTを撮るときには全身麻酔で行うので帰宅は次の日になると。
ナナのお迎えは火曜日になると言っていた。
それも、夕方5時。
診察時間は終わっているが主治医が日中は抗議があるので5時でないとあかないそうだ。
先生に遭わずに連れ帰ることもできるがそれでは結果の説明が聞けないとのこと。
早くナナに会いたいが説明を聞かずに帰るのでは意味がない。
お迎えの3時間はどんな3時間になるのか?
ミミはナナが居なくなったとたん子供がえりしたようだ。
いままで我慢してきた分思い切りあまやかしてやろうとパパと私は言っている。
そのミミでも「ナナは?」と聞くとあたりをキョロキョロ探す。
今ではぬいぐるみをあちこちへ飛ばしては散らかし放題となってる我が家です。
ナナがいる時はほとんどぬいぐるみには目も向けてなかったのにこれじゃ〜〜ナナがいた時と同じです。
ナナのいない寂しさをミミが一生懸命うめてくれてます。