昨日1月25日19時30分ごろ静かに永眠しました。
14歳を10日後に迎えるはずだった。
秋ごろから認知症が発症され、眼は白内障のため全く見えず、
耳も遠く、私たちが言ってることがなかなか理解できなくなっていた。
12月に入った頃には腰も悪くなり散歩もできなくなった。
後半には排せつも認識でくなくなりおむつを使用。
パパがほとんど、昼夜介護をしてくれた。
そんなパパには頭が下がります。
それでも、一生懸命生きようとするリュウ。
食欲だけは以前よりも増した。
しかし、口元に近寄るものはみんな食べ物と思うらいい。
私も1度ならず、2度まで指を噛まれました。
運良くバイ菌は入らなかったらしく、すぐに完治。
このときばかりはパパに怒られましたワ。
でも、どうしてもリュウが私を「噛む」ということが
信じられず、手を差し伸べてしまうのです。
ま、2度目で納得はしました。
1週間前あたりから夜泣きが始まり、日中も常に「ワンワン、ン〜〜、ン〜〜」と繰り返し、家族みんなが寝不足気味。
それ以前にリュウも大分疲れたらしく餌の量が減った。
息を引き取る3日前にはまったくご飯を寄せ付けず、水も取らず。
それでも、泣き続けるリュウ。
何処か痛いのか?何を言いたいのか理解できなくてイライラする私たち。
獣医さんに相談をもちかけた。
そしたら、お茶で摂れる安定剤を処方してくれた。でも、ご飯を食べれなくなってたリュウには全く効果がなかったようだ。そして次の日弱い睡眠剤をお願いした。
でも、睡眠剤は肝機能などが低下してる時はそのまま目覚めない恐れもあるらしい。
その頃「安楽死」ということばが頭をよぎった。
パパはそれでも良いといってたがどうしても納得のいかなかった私。
今にして思えばもっと早く楽にしてやったら良かったのか?と思う時もある。
ただ、リュウを長い間苦しめたことになったのか?
多分、いつになってもその答えはでないだろう。
リュウが息を引き取る前の晩、クレートに入れたままで部屋で看病を続けた。
私たちが側に居ると泣くことが軽減される。
ミミとナナもそばを離れず、クンクンしてた。
犬同士では分かるのか?
リュウの小さかった頃の写真を取り出し、パパと思い出を語り合った。
リュウには本当に楽しい思い出をもらった。
近所でもリュウは子供達の人気物で小さな子達は学校帰り、よく寄ってリュウと遊んでくれた。「もし、噛んだら?」と心配した時もあったがリュウは子供達のなすがままに遊ばれてた。
私たちがキャンプを始めたのもリュウのおかげ。
夜も一緒に居たいがためにテントを買い、テントの中で一緒に寝た。
リュウが来てからはホテル泊りの旅行もしなくなり、出かける時はいつも一緒。
いつしかテントからキャンピングカーへと進歩。
しかし、ミミが来てからはリュウはお留守番になった。
ちょっとかわいそうかな?と思ったがその頃から後追いはしなくなった。
リュウなりに理解してくれたのかな?
いろんな事が思い出される。
ほんとうにリュウが私達の元へやってきてくれたおかげですばらしい思い出が
いっぱいできた。
ほんとうにありがとう。
ゆっくり、休んでください。
虹の橋を渡ったらいっぱい走り回ってください。
私たちを見守っててください。
さようならリュウさん。